サポレジ線(レジサポ線)の引き方と使い方について図解入りで分かりやすく解説してみました。
サポレジ線、レジサポ線とは何ぞや?
今回は、そんなサポレジに関して図解入りでバイナリーオプション初心者の方にも分かりやすいように解説していきます。
目次
サポレジ線とは?
サポート&レジスタンスの略称で、サポレジ線またはレジサポ線などと呼ばれています。
何をサポートするのだろう???
私も最初はそう思っており、あまり意識をしていませんでした。
ですが研究&検証を重ねていくうちに、その役割と大切さを理解することができました。
実際のチャートを見ながらバイオプ初心者の方にも分かりやすくするために画像を使って図解入りでの説明をしていますが、分かりにくいところなどがあれば問い合わせフォームでご連絡いただければと思います。
それでは、いってみましょー
サポートライン&レジスタンスラインの役割
どちらも水平線の事ですが、同じ水平線でも呼び名が変わりますので、まずはその違いを覚えていきましょう。
サポートラインとは?
サポートライン = 支持線のことです。
チャートが上から下へ進んでいる下降時の場合、下がってきた価格が跳ね返って上昇していく場合があります。
その跳ね返った付近で水平線が効いている可能性があります。
そのような水平線の事をサポートラインと呼びます。
レジスタンスラインとは?
レジスタンスライン = 抵抗線のことです。
サポートラインとは逆の、価格上昇時に跳ね返る起点となった水平線のことをレジスタンスラインと呼びます。
なぜサポートライン&レジスタンスラインで止まるのか?
サポレジラインで値動きが止まることを『機能する』または『効いている』といいますが、なぜその付近でラインが機能するのでしょうか?
順調時上昇していた価格が逆方向へ進みだすのは、今まで買い注文が優勢だったのが逆転し、売り注文の方が優勢になったからというのは、バイナリーでもFXでも投資を始めたころの初心者の人もある程度は分かっていると思います。
ではなぜ急に売り買いの注文量が入れ替わるのか?
それは資金の多いトレーダー(商社など)がその価格帯で取引を開始する。もしくは決済する。からです。
といった、FXや先物取引などのバイナリーオプション以外の投資でいうところの指値注文・指値決済などです。
私達のような低資金で投資を行っているトレーダーの1人や2人が指値を入れたところで相場に何の影響もありませんが、数十億、数百億円規模で一気に注文が入った場合はそのような現象が起こります。
ましてやファンドや銀行などのトレーダーも取引をするのですから、相場に与える影響は大きくなりますよね。
それだけ多額の資金が動くのが分かっていれば、私達個人トレーダーも同じような価格帯で同じようにロング(買い)やショート(売り)ができればまず負けることがありません。
なので、大手から個人まで全てのトレーダーが『より効いているであろうライン』を探してトレードを行うのです。
ここまでで、なぜサポレジラインが効くのか?という事がお分かりになったかと思います。
サポートライン・レジスタンスラインの引き方
正しくサポートライン・レジスタンスラインが引けなければ、相場がどのあたりで止まるのか予想もできませんよね。
いくら正しくラインを引けたからと言っても、100%そのラインで止まるということはなく、サポレジ転換といって、『サポートラインがレジスタンスラインに』『レジスタンスラインがサポートラインに』変わることもよくあります。
下記の図では赤丸がレジスタンスラインとして機能しています。
何度も上抜けを試みるもその度に跳ね返されていますが、上抜けた後は黄丸がサポートラインとして機能し、再び下落することなく上昇していっています。
どの辺りでが効きそうなラインになるのか?
始めの頃はどこに線を引けばいいのか全く分かりませんよね。
しっかりと機能するラインを引くにはある程度の慣れが必要になってきますが、そのラインでピタッと止まることはない。という事だけは最初に覚えておいてください。
よく『どこに水平線を引けばいいですか?』と聞かれることがありますが、いまこの部分を読んでいる方のほとんどが同じように考えていると思います。
なので、私が参考にしている方法の一つをお教えします。
MT4を起動し、見たい通貨ペアを全画面表示にし、モニタ全体に表示します。
その時、その画面内での『最安値』または『最高値』を探します。
その『最安値』『最高値』付近に価格が戻ってきそうな場合には、『最安値』『最高値』にラインを引いておきます。
価格が戻る気配もなく離れていっているだけの場合はラインは引かず、他の通過ペアに切り替えます。
下図の場合では、サポートラインを引いた価格付近で跳ね返されていますね。
チャートを少し進めてみましょう。
反転後、今度は上昇し始めたので、今度は画面内にあった『最高値』に水平線を引いてみました。
しばらくすると、水平線を引いた付近で跳ね返っていますよね。
下図の場合は反発後すぐに高値更新を試みて、見事レジスタンスラインを突破しています。
その後レジスタンスラインはサポートラインへ転換し、右側の黄丸でしっかりとサポートしているのがお分かりになると思います。
全ての反発に水平線を引いていくと、下記のように見にくくて仕方のないチャートになってしまいます。
始めのうちはちょっとでもエントリー回数が増えるように線を多く引きたくなりがちですが、誰にも意識されないラインは全く意味がありません。
ですので、厳選したラインを数本引く程度にしておくことをおすすめします。
意識されるサポレジラインの引き方
一度反発した程度ではただの偶然の可能性も高く、次にその価格付近にきた時に反発する可能性は低いです。
しかし、1回よりも2回、2回よりも3回という風に、反発している回数が多い方がその期待値も大きくなります。
また、1分足よりも5分足、5分よりも15分足という風に、短期足よりも上位足で引かれたラインの方が効く可能性も高くなるため、バイナリーオプションの1分取引をや3分取引等の超短期取引をするときも、短くても15分足、30分足以上で水平線を引けるポイントを探すようにしましょう。
レンジ相場などの場合は1つ1つの反発ポイントが近くなりますが、1度トレンドが発生して戻ってきた場合などは、その時間は長ければ長いほど意識される可能性も高くなる。ということも意識してみてください。他にも意識する点はいくつもありますが、とりあえず最初はここまでで書いてきたようなことを意識しながら『より有効なライン』を引けるように頑張ってください。
サポレジラインに関しても奥が深く、まだまだ説明足りない部分も多いですが、長くなりすぎるので今回はこの辺で。
サポレジラインに関してはまた他の記事でも解説していきますのでお楽しみに♪
サポレジ関連で約に立ちそうなインジケーターがありますので、良ければ合わせてお読みください。
もちろん、全て無料でダウンロードできるインジケーターです。
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