バイナリーオプションにおけるRCIの活用法
バイナリーオプションにおけるRCIの活用法を紹介していきたいと思います。
FX(外国為替証拠金取引)や株式相場などでのテクニカル指標は市場分析とエントリーポイントの特定に不可欠なツールとなっています。その中でもRCI(Rank Correlation Index、順位相関指数)は、市場の過熱感を測り、価格が割高か割安かを判定するために用いられます。
今回は、そんなRCIをバイナリーオプションで勝つためにどう使っていけばいいのか?とお悩みの方に参考になればと思い基本的な使い方を紹介したいと思います。
目次
RCIはMT4に標準搭載されていないテクニカル指標
MT4(メタトレーダー4)にはトレンド系やオシレーター系など様々なテクニカル指標が標準搭載されていますが、残念ながらRCIは非搭載です。
でも安心してください。
RCIのインジケーターは当サイトでも多数紹介していますし、私自身も矢印の出るサインツールとして作成&公開しています。
入手方法や挿入方法については後述しますので、まずはRCIをどのように使っていくのかを見ていきましょう。
※これから紹介するパターンはRCIの基本的な使い方として紹介しています。
該当部分だけでエントリーをするのは大切な資金を減らすことにも繋がりますので、あくまでも方向性の参考として使用するということを覚えておいてください。
RCI(Rank Correlation Index)を使用する際の基本的な手法(戦略)
RCIは、一定期間内の価格変動をランキング化し、その順位の相関を数値化したものです。
通常、RCIは -100% から +100% の範囲で推移し、+80%以上で「買われ過ぎ」、-80%以下で「売られ過ぎ」と判断されることが一般的です。
バイナリーオプションでのRCIの使用法としては、以下のような方法が推奨されます:
RCIを利用して、長期的なトレンドを確認します。52日RCIは長期的なトレンドを、26日RCIは中期的なトレンドを示します。これらのRCIが高値圏や安値圏で横ばいを示している場合、それぞれ上昇トレンドや下降トレンドが継続している可能性が高いと判断できます。
短期RCI(例えば9日RCI)が-80%以下に達した後、上向きに転じた場合は買いエントリーのシグナルとなります。逆に+80%以上に達した後、下向きに転じた場合は売りエントリーのシグナルとなります。
下記画像の場合、
+80%よりも上を推移しており、その後、下向きに転じたので売りエントリーのシグナル(ブルーの縦ライン)
-80%よりも下を推移しており、その後、上向きに転じたので回エントリーのシグナル(ピンクの縦ライン)
短期RCIと中期RCIが交差する点をゴールデンクロスまたはデッドクロスと呼び、これらはトレンド転換のサインとして解釈されます。
ゴールデンクロスは買いシグナル、デッドクロスは売りシグナルとして利用できます。
RCIが+100近くで推移、停滞している場合は上昇トレンドが継続していると見ることができます。
逆に-100近くで停滞している場合は、下降トレンドが継続していると判断できます。
RCIを効果的に活用するためには、他のテクニカル指標やチャートパターンと組み合わせることが重要です。例えば、移動平均線やボリンジャーバンドとの組み合わせにより、より精度の高いエントリーポイントを見つけることが可能になります。
バイナリーオプション取引においてRCIを活用する際は、常に市場の変動に注意を払い、リスク管理を怠らないようにしましょう。また、どのテクニカル指標も100%の正確さを保証するものではないため、慎重な分析と裁量が求められます。
MACDでサイン&アラートが鳴るインジケーターが無料で使えます
当サイトではRCIを使ったサインツールをいくつか開発&提供しています。
RCI一つだけのものや移動平均線やストキャスティクスなど組み合わせた複合サインツールもあります。
どなたでも無料でダウンロードできますので、もし気に入ったものがあれば使ってみてください。
他にもRCIを使ったサインツールや記事などがありますので、下記検索窓で『RCI』と検索してみてください。
Google提供のサイト内検索フォームを利用しているので、検索窓の下に当サイトの該当記事が表示されます。
コメント